ライブアイドルの特典会の案内で、「宿題チェキ」という言葉を見かけたことはありませんか。

宿題チェキは、その場で撮ったチェキを、メンバーが一度持ち帰って、デコレーションやメッセージを書いてから、後日渡してくれる特典です。メンバーが「宿題」として持ち帰ることから、こう呼ばれているようです。略して「宿チェキ」とも呼ばれています。

私が通っていたembellir(あんべりー)では、2026年10月31日の特典会で、宿題チェキの販売と撮影が終わります。

(出典:embellir公式のお知らせ https://x.com/embellir_info/status/2111381716191637985 )

この記事では、宿題チェキがどんな特典なのかを、私が撮ってきた経験からまとめます。

宿題チェキと、ふつうのチェキの違い

私が通っていたグループの特典は、2026年5月からこうなっていました。

  • 30秒券(1,000円):トークと写メ
  • 60秒券(1,500円):トークとサイン入りチェキ
  • 宿題チェキ(2,000円)

(出典:embellir公式X https://x.com/embellir_info/status/2050767251725549622 )

ふつうのチェキは、撮ったその場で、メンバーがサインを入れて渡してくれます。宿題チェキは、その場では撮るだけです。トークの時間もないので撮ったらそのまま列を離れます。撮ったチェキをメンバーが持ち帰って、デコレーションやメッセージを入れてから、後日渡してくれます。

ふつうのチェキは60秒のトークをしながらサインや一言メッセージを入れるので、どうしても書き込める量に限界があります。しかも書く事に集中しすぎるとトークがおろそかになってしまうので、そのバランスも考えて記入しなければなりません。その点、宿題チェキは自分の納得いくまでデコレーションしたり、チェキの裏にメッセージを書いたりできるので、一人一人のセンスや愛情がたくさん詰まった一枚になっていて、受け取った瞬間から宝物になっています。

特典の名前や値段、渡し方は、グループによって違います。初めて頼むときは、そのグループの特典会の案内を確かめてください。

私が宿題チェキを撮っていたとき

ふだんの特典会では、30秒トーク付きの写メを、最低1枚は撮るようにしていました。入場特典でもらえる30秒写メ券に、自分で買った写メ券を1枚足す形です。

宿題チェキを撮ることが多かったのは、特別な衣装のライブなどの日です。

生誕祭、浴衣ライブ、ハロウィン、私服特典会、制服ライブなど、普段の衣装とはまた違った服装での特典会。私もできる限りそのシチュエーションに合わせた服装で参加するようにしていました。浴衣の時は甚平で参加し、一緒に花火をしている場面や、ハロウィンも毎回仮装をして、お互いの仮装に合うポーズなどをその都度考えながら撮ってもらっていました。制服ライブではあえてスーツで参加して先生と生徒のようなイメージで撮ったりもしました。生誕祭では白いタキシードを着てプロポーズ風チェキを撮り、返ってきた宿チェキは今でもスマホの背面に入れてあります。

撮ってから、受け取るまで

撮ってから受け取るまではメンバーによってまちまちです。
いいものを届けたいとこだわって時間をかけて仕上げてきてくれる子もいます。次のライブで渡せるようにするねと予告して本当に仕上げてきてくれる場合もあります。裏面のメッセージは当日書いてくれたんだろうなというリアルタイムな内容になっていることもあり、本当に一人一人がファンの事を一生懸命に書いてきてくれているのを感じました。

どのメンバーにお願いしても、毎回本当に細部までこだわったデコレーションやイラストを描いてくれていて、これを仕上げるのは本当に大変だったろうな…と想像して恐縮してしまうほどでした。

そういった理由から、返ってくるまでに時間がかかっても、むしろ嬉しく感じていました。

以下はembellirの水野ひなたちゃんと甘夏あもちゃん(当時はぱんぷるぽっぷ)が実際に描いてきてくれた宿題チェキです。
実はこのメイド服のライブには私は参加出来ませんでした。

いつも仲良くしてくれているオタク友達が参加していて、こっそり宿題チェキを二人に頼んでくれていました。後日何も知らない私は特典会でいきなり宿題チェキを受け取ってとても驚いたものでした。

そういった思い出も含めて、私にとってこの宿題チェキは今でも宝物です。

このメイド服の宿チェキは、料理の材料の写真を撮るときに添えて、「これから作るぞ!」と気合を入れていました。

embellirの水野ひなたちゃんと甘夏あもちゃんが書いてくれた宿題チェキ。メイド服を着ている。それぞれにデコレーションしてくれている。

宿題チェキが終わると知って

寂しい気持ちはもちろんありましたが、それ以上に今まで本当にたくさんの思い出を残すきっかけになってくれて、本当に素敵な制度だったなと改めて感じました。販売という形は終了しますが、大事なライブの入場特典や連続参加特典などでまた宿チェキを撮れるチャンスがあったらいいなと思っています。

2000円でこれだけ素晴らしいグッズを手に入れられていたのは、本当に奇跡みたいなことだったんだと思います。

チェキは、フィルムが手に入りにくくなった時期もあり、価格も高騰していて、特典会のやり方を工夫しているグループもあります。そんな中でも宿チェキを今まで維持してくれていたことに感謝しかありません。

(内部リンク:チェキのフィルム不足と特典会の工夫 https://choconono.com/cheki-film-shortage-tokutenkai/ )

初めて特典会に行く人へ

特典会のお金のことは、こちらの記事にまとめています。

(内部リンク:ライブアイドルの推し活は1回いくら? https://choconono.com/oshikatsu-cost-live-idol/ )

初めてのライブで知っておきたいことは、こちらです。

(内部リンク:初めてのアイドルライブガイド https://choconono.com/first-idol-live-guide/ )

embellirの特典会から、宿チェキという一つのレギュレーションの終わりを迎えるにあたって、色々な思い出がよみがえりました。
ですが、この記事を書いている今の時点ではまだ宿チェキは終わっていません。

最後の最後まで宿チェキで楽しい思い出が生まれてくれることを願っています。