2026年10月10日(土)、富士急ハイランドで約100組のアイドルが出演する「強FES!!」が開催されます。遊園地の中に4つのステージがあって、一日中どこかでライブをしている大型の野外フェスです。

この開催の話題をきっかけに、私がこれまでの現場で感じた、推し以外のステージを楽しむ方法をまとめてみました。

こういう郊外の大きなフェスに行く人の多くは、きっと推しが出るから行くのだと思います。推しのステージを一番の目当てに、遠くまで足を運ぶ。私もそうです。

ただ、そうして行ったフェスで起こりがちなのが、推しの出番以外の時間をどう過ごせばいいか分からないということ。知らないグループのステージは、ただ眺めているだけになってしまう。

もちろん、それが悪いわけではありません。コールに参加するかどうかは自由ですし、じっくり見て楽しむのも立派な楽しみ方です。

でも、もし少しだけコールを知っていたら、フェスの楽しみはぐっと広がります。この記事では、推し以外のステージでも一緒に沸けるコールと、野外フェスで役立つ持ち物をまとめました。

フェスの醍醐味は「よその現場」と一緒に沸けること

私が思うアイドルフェスの一番の醍醐味は、普段は別々の現場にいるファン同士が混ざり合うことです。

知らないグループの、すごく沸いている現場のコールに飛び入りで参加して、一緒にステージを盛り上げる。逆に、自分の推しのステージでは、さっきまで別のグループで沸いていた人たちが一緒にコールを入れてくれる。

普段はライブハウスでのライブが中心で、人が多いと思うように動けない事が多いです。
ですが、フェスでは広いスペースを活かして巨大なサークルが発生したことがありました。

いつもライブハウスで見る顔ももちろんありましたが、初めて推しのライブを見たであろう人たちも一緒になって回っているのを見て、フェスって本当に楽しいなと感じたものでした。

ちがう文化を持った人たちが、同じフロアで交流できる。これは対バンやフェスならではの楽しさだと思います。

一緒に沸けるコール5選

ここで紹介するのは、「初心者向けの基本のコール」というより、最近の現場でよく聞くコールです。周りの人が参加しやすいもの、一度聞いたら覚えてしまうもの、そして定番の大技を選びました。このあたりが言えると、見ている人から「お、分かってるな」と思ってもらえるかもしれません。

1. 名古屋式アイアイ

周りの人が参加しやすいコールです。フレーズが短く、初めて聞いた人でもその場で声を合わせやすいので、よその現場の人と一緒に沸くにはぴったりだと思います。

特に、このコールはサビで巻き起こり、先導が一人と他全員が交代交代で立ち上がりながらジェスチャーを入れてコールします。そのままアンコールまで入るとフロアはものすごい熱気になります。

フェスでは大勢の人が集まっているので、名古屋式アイアイも巨大なサークルで先導を囲むような状況になり、傍から見ていても壮観です。

フェスではよその界隈の人は後ろの方にいることが多いですが、自分自身が少し離れてでも、推しの為に後ろの方で楽しもうとしている人を巻き込んで盛り上げられるのがいい先導だなと思っています。

→ 名古屋式アイアイ&お会計コール完全解説

2. 若気の至り

一度聞いたら頭から離れないコールです。「あーい!」の叫びで、フロアの空気を一瞬で持っていく力があります。

私自身も初めて聞いた時「え、今の何!?!?」と気になって一緒にいた友人にすぐコールの詳細を尋ねていました。
覚えてからは自分の推しグループでも若気の至りを入れたいと思い、色々な曲で合うパートはないか試行錯誤していました。

→ 若気の至り(コール)完全解説

3. トーマスMIX

「出発進行!」でおなじみのMIXです。ちょこののーとでもよく読まれているコール記事のひとつです。

本当に対バンで色々なグループがこのコールを入れていて、聞くことが増えています。
出発進行!が聞こえると反射的にコール出来るくらいに訓練したので、毎回楽しく参加しています。

→ トーマスMIX完全解説

4. 可変三連MIX

ここからはメジャーどころです。可変三連は多くの現場で聞く定番の16小節。

iLiFE!の可変3連MIXをおぼえる歌の中でもオタクは16小節を待っていると言われているくらい、このコールを打てるタイミングを心待ちにしている人もいます。

→ 可変三連MIX完全習得

5. アッチェレ終幕ジャパ可変

高難易度なのにオタクの必修科目のようになりつつあるこのコール。
それだけ楽曲の中に取り入れているグループが増えているのだと思います。

グループによってはSEで登場する時に「アッチェレ行くぞ!」の掛け声と共にこのコールを入れているところもあります。

この機会に覚えてみるのはいかがでしょうか?

→ アッチェレ終幕ジャパ可変とは?全文・打ち方と16小節・18小節版

ほかのコールはライブアイドルのコール一覧にまとめています。もちろん、全部覚えていく必要はありません。1つでも言えるものがあれば、知らないグループのステージがちょっと身近になります。

野外フェスの持ち物

ペンライトは「光らせなくても色が分かる」ものを

野外フェスで一番気をつけたいのがペンライトです。

日差しの強い昼間の野外ステージでは、屋内に比べてペンライトの光の色が分かりにくくなることがあります。

そこでおすすめなのが、ペンライト自体が推しメンの色になっているものです。本体やカバーがその色になっていれば、光らせなくても、昼の野外でステージからも周りからも推し色が分かります。

ルイファン ジャパン(Ruifan Japan) キングブレードMAX2 シャイニング ピンク

私の推しメンは担当カラーがピンクなのでこちらのキングブレードの単色ピンクを持ち歩いています。

光らせた時の光量もかなり明るいのでオススメです。

飲み物を持ち運びやすいアイテム

涼しくなってきたとはいえ、フェスではコールをしたり、振りコピをしたり、ツーステを踏んだりで、思った以上に汗をかきます。ステージを移動しながら、こまめに水分をとれるようにしておきたいところです。

そこで便利そうなのが、ベルト通しにカラビナでぶら下げられるタイプのペットボトルホルダーです。私自身はまだ使っていないのですが、これなら両手がふさがらないので、コールや振りコピの邪魔にならず、飲みたいときにすぐ取り出せます。

傘の使用可否を確認し、適切な雨対策を

野外フェスでは、天気が一日の楽しみ方を大きく左右します。後でも書きますが、私が推しメンの野外ライブを撮りに行った日も、あいにくの雨でした。

強FES!!の公式案内には、雨天時の傘の使用は禁止と書かれています。たくさんの人が集まる会場では、傘は周りの人の視界をふさいだり、ぶつかったりしやすいからだと思います。雨の予報が出ている日は、両手が空くレインコートやポンチョを用意しておくと安心です。

あわせて、次のものも確認しておきましょう。

  • 汗や雨をふけるタオル(推しのタオルを持っている人は、ここでも活躍します)
  • 夕方以降に冷えたときの羽織りもの
  • 着替えやスマホを濡らさないための袋

カメラを持っていく人は、レインカバーなど機材の雨対策も忘れずに。

私のメイン機のEOS 5D Mark IVとSIGMA 60-600mmは、どちらも防塵・防滴をうたっている機材で、小雨の中ではカバーなしでも問題ありませんでした。ただ、防滴は防水ではありません。
強い雨が降った場合は動作に影響する可能性もあるので備えておいて損はありません。

友人に貸したEOS Kiss X10iは、強い雨の撮影会で途中から動かなくなってしまったらしく、雨対策についてアドバイスをしてあげればよかったと後悔しました。

このように、雨の中での撮影にも耐えられるかどうかはカメラ自体の性能にもよりますので、自分が持っている機材の防水性能についてはあらかじめ確認しておきましょう。

参考:強FES!!のチケットページ(注意事項)

その他ライブに持っていくと便利なアイテム

声を出し続けるなら、喉ケアグッズとサプリもあると安心です。そのほかの持ち物はライブアイドル現場の使用機材・持ち物一覧にまとめています。

野外フェスの推しを撮りたい、という夢

強FES!!自体には推しメンの出演はないので参加はしません。

それでも、野外フェスに推しメンが出てくれる喜びは、特別なものだと思っています。

青空の下で踊る推しを、いつか自分のカメラで撮りたい。
それは私がずっと持っている夢のひとつです。

野外フェスの撮影で頼りになりそうなのが、私が使っているSIGMA 60-600mmです。

もともとは、広いホールの真ん中や、ライブハウスの最後方からでも撮れるように買ったレンズでした。

ステージから離れた場所から見ることが多い野外フェスでも、この焦点距離があれば推しを大きく写せるはずです。

私の推しメンの所属するグループは普段撮影可能ですが、強FES!!のように多数のグループが参加するフェスでは、グループごとに撮影レギュレーションは異なります。
また、主催側でイベント全体ルールとして撮影を禁止、使用機材の制限をしている場合もあります。

事前にグループやライブイベントの撮影レギュレーションをよく確認してから撮影に臨むようにしましょう。

60-600を使ったライブの撮影設定は、EOS 5D Mark IVでライブ撮影|カメコの設定とワンショットAFを選ぶ理由で詳しく書いています。

少しだけ叶ったフェスの夢、叶わなかった夢

実は、9月26日のエンタパークフェスに推しメンが出演し、カメラを持って応援に行きました。

野外での推しメンのライブを撮影したいという夢は叶いました。

しかし、当日はあいにくの雨模様、そして出番も夕方から夜にかけてという暗くなってきた時間でした。

テントを張った下に組んでいた仮設ステージには照明もなく、
普段のライブハウスで撮る時よりもずっと暗い環境での撮影になりました。

野外ならではの明るい環境での撮影にはなりませんでしたが、
一つの夢が叶いました。

だけど全部ではない、まだ叶えたい夢がある。次がある。

そう思えた時、今回が最高のコンディションじゃなくてよかったなと安心した自分もいました。

また一緒に夢を叶えに行きたいと思いました。

まとめ

推し目当てで行くアイドルフェス。推しのステージを全力で楽しむのはもちろん、ほかのステージもじっくり見るだけで十分楽しめます。

その上で、コールを1つでも知っていたら、よその現場の人と一緒に沸ける楽しみが加わります。

そしてそんな風に誰かの推しメンを一緒に応援する気持ちを持って参加していれば、
自分の推しのステージでも、きっと誰かが一緒に盛り上げてくれるはずです。

フェスは、たくさんの笑顔とたくさんの声と、たくさんの夢が集まる場所です。