マグァンプKは追肥がいらない効き目の長さが最大の魅力!多年草も植え付けたまま来年もまた会える

「多年草を植えて、毎年花が咲く最高の庭を作りたい!」
そう思ってホムセンの園芸コーナーに行くと、
必ず目の前に立ちはだかるのが、
『マグァンプK』『普通の化成肥料』、どっちを買えばいいの?という問題です。

「どっちも肥料だし、安い方でよくない?」
「堆肥を入れて土をふかふかにしたから、肥料なんてどれでも同じでしょ?」

結論から言います。全然違います。
まず第一に、堆肥と肥料は全くの別物です。

堆肥は、土壌環境を整える役割です。
「ふかふかの土」を作ってくれるのは、土の中の微生物たちです。

微生物が活発に動けば動くほど、団粒構造を作りあげ、
植物の住みかとなる土がふかふかになって生育にぴったりの環境になります。

ではどうすれば微生物が活発に動いてくれるのか?
その答えが腐葉土や堆肥を与えることです。
まず、微生物そのものがいない土にはいくら働きかけても効果はありません。

その為、微生物を豊富に含んだ腐葉土を混ぜて、土の中に微生物を招き入れます。
そして堆肥というのは言わば、微生物という作業員たちに配る、まかない飯です。

微生物たちが活動するための栄養になるのが牛ふんなどの堆肥なのです。

なので、

  • 腐葉土で微生物という作業員を呼び集める
  • 堆肥というまかない飯を与え、働いてもらう
  • そうして完成するのがふかふかの土という植物にとってのタワマン

堆肥の栄養は、微生物たちがこの団粒構造のタワマンを作りあげるのに使用され、
植物たちが必要とする栄養素としてはほとんど残っていない状態です。

どんなに堆肥で「最高級タワマン(最高の土環境)」を建築しても、
家ではお腹は膨れません。

住み始めた植物たちが生きるために必要な栄養。
それが肥料なのです。

植物たちが日々消費する「毎日のごはん(肥料)」が不足してしまうと、
植物はせっかく微生物たちが作りあげてくれた最高級タワマンの中で孤独に餓死してしまいます。

それを防ぐためにも、適切なタイミングで適切な量の肥料を与えてやること。
これが何よりも大切なのです。

今回は、多年草で庭をいっぱいにしたい私が、
他のどんな化成肥料でもなく「マグァンプK」を選んだ理由と決め手を伝え、
同じようにホームセンターで迷っていた人の手が、
マグァンプKの棚に一直線に伸びるような解説をしたいと思います。

マグァンプKは他の肥料とは一味違う

今回は、多年草で庭をいっぱいにしたい私が、なぜ普通の化成肥料ではなく『マグァンプK』をガチで選んだのか。その決定的な違いと、絶対に失敗しない使い分けのシチュエーションを解説します!

理由①:水に溶けない!?植物自身が『お腹が空いた時だけ』食べる魔法の仕様

普通の化成肥料は、水が来ると一気に溶け出して(速効性)、
植え付けたばかりで定着していない状態の根っこに直接触れると、
「肥料焼け」を起こして根を腐らせてしまいます。
しかし、マグァンプ(特にK)は、「水には溶けず、根っこから出る酸(根酸:こんさん)と、
土の中の微生物の働きによってのみ、必要な分だけじわじわ溶け出す」という仕様になっています。

つまり……

  • 根っこに直接触れても安全(肥料焼けしない)➔ だから初心者がガサッと混ぜても失敗ゼロ!
  • 雨が降っても水で流れていかない ➔ だから今回の梅雨シーズンの雨でも無駄にならない!

理由②:初心者がガサッと混ぜても絶対に根が焼けない安心感

肥料が土の中でどんな風に植物に影響を与えているか、
それは正直埋めてしまえばブラックボックスで、知ることは出来ません。
ですが、マグァンプはそういったブラックボックスになってしまう土の中でこそ、
肥料焼けをさせない仕組みにしようと本気になって作った商品です。

なので、ガーデニング初心者の私のような一個人が、
「とりあえず土の中に混ぜ込めばいいのかな?」

と、分からないままにガサッと土に混ぜ込んで、
そして水やりを毎日の日課として行います。

雨に打たれる日も時にはあるでしょう。

植物にとっては、溶けだした肥料からのダメージになりうるイベントが、
マグァンプKなら何も気にせずやり過ごせるのです。

マグァンプKは粒の大きさで使い分け。最長2年も追肥いらず!

マグァンプKを選ぶときに、お店に行くと「粒の大きさ」が色々あって迷うかもしれません。
実はこれ、以下のように粒の大きさでそのまま効果の持続時間が変わってくるんです。

  • 小粒:約2か月の効き目(すでに植物が植わっていて、追肥として使いたいとき)
  • 中粒:約1年の効き目(草花、球根、野菜、プランターに)
  • 大粒:約2年の効き目(花木、果樹、バラ、宿根草、花壇に。)

というように粒の大きさでそのまま効果の持続時間が変わってきます。

というように、どの程度の期間植えたままにしておきたいのか、
来年もそのまま同じ場所にいてくれるタイプの植物なのか
それとも今年のシーズンを越えたら一度リセットして土を作り直すのか。
自分の庭のプランに合わせて、一番希望に合った大きさを選びます。

私が「大粒(2年持続)」を迷わず選んだ理由

私は冒頭でも書いたように、
「庭を多年草でいっぱいにしたい」という目標を持っています。
そのため、迷わず大粒(2年持続)を選びました。

多年草、特に宿根草は、一度植えたらそこに深く根付いて、
翌年また季節が来たら新たな芽を伸ばし始め、花開きます。
下手に植え替えをしてしまうと、せっかく根付いた大事な株を傷つけてしまうリスクもあります。

だからこそ、

  • シーズンオフ:植物からの要求がないので、肥料もじっと眠って応えない
  • シーズンイン:植物からの「成長するぞ!」というニーズ(根酸)に合わせて、肥料も目を覚ます。

そんなマグァンプKのチート級の仕様が、私の理想の庭づくりにこれ以上ないほど完璧にマッチしていたのです。

じゃあ普通の化成肥料はいらないの?答えは賢く使い分け

ここまでマグァンプKのメリットばかりを書いてきました。
「そんなにマグァンプが万能なら他の化成肥料はいらないんじゃない?」
そんな風に思わせてしまったかもしれません。

ですが、そんなことはありません。
化成肥料にも利点がいくつもあります。

  • 元肥入り培養土との相性がいい
  • 水やりと共に土に溶け出す性質は、すでに地中で張っている根には降り注ぐ栄養になる
  • 植物が特に栄養を欲する時期「花期」「実りの時期」をピンポイントにサポートできる
  • 定期的な追肥作業は「育てている」という実感になる

一つ一つ解説していきます。

元肥入り培養土との相性がいい

元肥入り培養土との相性がいいというのは、
当初の私のように、土壌改良が終わっていなくて、
培養土を買ってきて慌てて植え付けるような場合に重要なポイントです。

培養土は腐葉土や肥料、その他のベース土などが、
植物の生育に適した割合で配合されています。
この時点で肥料が含まれているので、
さらにマグァンプなどを入れてしまうと、
肥料が多くなりすぎてしまう恐れがあります。

そんな場合は植え付けの時には培養土に入っている元肥に頼って肥料なしで植え付けます。
そして、その培養土に書かれている〇日持続というのが切れる頃、
もしくは植えた植物が何となく元気がない、
花がつかない、葉の色が悪いなどの肥料切れのサインが見えてきたときに、
追肥として化成肥料を追加します。

水やりと共に土に溶け出す性質は、すでに地中で張っている根には降り注ぐ栄養になる

肥料が切れて追加するような時期であれば、
根もしっかり張っていて化成肥料が水に溶けだして根に当たったとしても、
肥料焼けをするようなことはなくなっているでしょう。

むしろ、そのようにして土の中に溶け出して根まで届いてくれる栄養は、
植物にとっては地面の中で降る恵みの雨のようなものです。

そしてそこからは化成肥料の効果日数を参考に、
定期的に追肥をしていくことで植物を元気に保つことが出来ます。

植物が特に栄養を欲する時期「花期」「実りの時期」をピンポイントにサポートできる

特に花が咲く時期や野菜が実を付ける時期は植物が最も栄養を必要とする時期です。

長期間効果を出し続けてくれる肥料は、
ずっと植物のベースを支えてくれていますが、
こういった、時期によってより多くの栄養を必要とする時などは、
追肥で一点集中の栄養を補給してあげるのがとても効果的です。

喩えるなら、マグァンプ大粒はタワマン入居者専用のサブスクヘルシー定食でしょうか。
24時間いつでも、お腹が空いたときに「追加料金なし」で、
体に優しい栄養満点の定食が食べられる安心感。
毎日食べても胃もたれ(肥料焼け)しません。
効果が2年続くので、長期で見れば実質めちゃくちゃ安上がりなコスパ最強サブスクです。

普通の化成肥料(8-8-8など): ここぞという時にガツンとエネルギーをチャージする、
「ピーキーなスタミナジャンク料理(出前)」。
毎日食べたら体が壊れちゃう(肥料焼けする)けれど、
今、成長期でめちゃくちゃ体力を消費している!
植え付けから時間が経って、ちょっとバテ気味だから一瞬で元気を注入したい!
という時に上からパラパラ撒いてあげると、
爆速で効いて植物に猛烈なブーストをかけてくれます。

つまり、普段のベースは、
「体に良くて実質激安のサブスク定食(マグァンプ大粒)」でガチガチに安定させておき、
植物が「今だ!もっとスタミナをくれ!」という勝負どころを迎えたときにだけ、
「スタミナジャンク料理(普通の化成肥料を追肥)」をスポットで投入してあげる。
この「日常のサブスク定食×たまのスタミナブースト」の使い分けこそが、多年草で庭をいっぱいにしたい私たちの、最も失敗しなくて賢い肥料ハックなんです。

定期的な追肥作業は「育てている」という実感になる

ある程度土壌改良や花壇作りなどが完了して、
新たに植え付けなどをしない時期が続いてくると、
庭の世話と言っても日々の水やり(雨の日は中止)や、
生えてきた雑草の処理、害虫の駆除以外にはほぼ観察くらいしかすることがなくなります。

そんな時に、定期的に訪れる追肥の時期(20日周期など)があると、
「あぁ、自分はこの子たちをしっかりと管理して世話をしてやれている」
という実感が湧き、とても満たされた気持ちになります。
これは結構大事なことで、人は自分の手が離れたと思ってしまうと、
急に世話をするのが面倒になってしまうものです。

そんな時に肥料が切れ、少し弱って見える植物を見たら、
「あっ!追肥しなきゃ!」となって再びガーデニングモードのスイッチが入るものです。

そういった、定期的な植物たちとの「ふれあいイベント」を、
あえて自分の庭に多く用意しておくのも、ガーデニングを長く楽しく続けるコツです。

園芸初心者必見!元肥・追肥のよくあるFAQ

最後に、ホームセンターの肥料コーナーで誰もが一度は頭を抱える「元肥」と「追肥」の疑問について、
Q&A形式でスッキリ解決します!

マグァンプK(大粒)を混ぜた土に、普通の化成肥料を混ぜた方が栄養満点になりますか?

たくさん入れれば元気に育つかと言うとそういうわけでもありません。
どちらも持っているのであれば、植え付け時の「元肥」として混ぜるのは、
まずはマグァンプKだけにしてください。
そこに普通の化成肥料(8-8-8など)を一緒に混ぜ込んでしまうと、
普通の化成肥料が水で一気に溶け出してしまい、土中の塩分濃度が上がってしまいます。
すると根から水分が奪われてしまい、
高確率で「肥料焼け」を起こして大事な根っこを腐らせてしまいます。
まずはマグァンプKという最高の「サブスク定食」だけで、安全にスタートさせましょう!

追肥(化成肥料)をあげるタイミングを簡単に見分ける方法はありますか?

植物が出す「お腹すいたサイン」に注目してください。
具体的には、以下のような症状が見られたらデリバリー(追肥)のタイミングです。

  • 下の方の葉っぱが黄色っぽく色抜けてきた。
  • 新しい葉っぱや芽の伸びが明らかに悪くなった。
  • 花の数が減ってきた、または花の色が薄くなってきた

「最近ちょっと元気ないな?」と思ったら、
株元から少し離れた場所に化成肥料をパラパラと撒いて、
恵みの雨(水やり)を降らせてあげてください。

マグァンプKの「大粒」を植えたあと、2年間は本当に何もあげなくていいの?

基本はほったらかしでOKですが、「勝負どころ」には追肥が効果的です!
マグァンプK(大粒)は植物の基礎体力を2年間ずーーっと支え続けてくれます。
そのため、基本的には追肥をしなくても枯れずに育ちます。
ただし、今回の目的である「多年草で庭をいっぱいにしたい!」を叶えるためには、
春や秋の「爆発的に花を咲かせる時期(開花期)」にだけ、
スポットで普通の化成肥料をパラパラ撒いてスタミナをブーストしてあげると、
花のボリュームがケタ違いになりますよ!

堆肥をたくさんあげた土で育てるなら肥料は不要ですよね?

結論から言うと、絶対に肥料は必要です!
堆肥は土の中にいる微生物という名の作業員さんに頼んで土の構造をふかふかにする「タワマン建築工事」の為のまかない飯のようなものだと思ってください。堆肥としてあげたものは微生物たちが消費してしまい、植物にとってはほとんど残りかすのような栄養しか含まれていません。ふかふかの土という快適な住みかは微生物たちが用意してくれていますが、タワマンに住めたからと言って何も食べなければ餓死してしまいますよね。日々生きて成長するための栄養は肥料という形で植物の為に用意してあげる必要があるのです。

40代独身おじさんのガーデニング体験記

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

草むしりから始まった私のガーデニング体験記はこちらからどうぞ。
私の失敗談や試行錯誤が誰かにとっての転ばぬ先の杖になりますように。

化成肥料888とマグァンプKの写真を対比で並べ、「あなたはどっち派?化成肥料888に「今、元気が欲しい株」マグァンプに「来年も庭で会いたい株」役割が違う!失敗しない使い分けの正解」というテキストが埋め込まれている。
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まずは『ふるい』を買え!ガーデニングに挑む全人類へ。失敗から学んだ、庭を「リセット」する大切さ
米ぬかを撒いてある庭、微生物が活発に活動して塊になった土、雑草を土に鋤き込んで米ぬかをかけている様子の3枚の写真をコラージュし、「庭に生えていた草で作る雑草コンポスト 微生物と協力して作る我が家の理想の庭」というテキストが埋め込まれている。
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籾殻燻炭、米ぬかを撒いた庭、有機培養土と腐葉土の写真をコラージュにして並べた画像に、「粘土質土壌と戦うための相棒達。農具から堆肥、米ぬかまで紹介」というテキストが埋め込まれている。
ガーデニング初心者向け資材の選び方│粘土質土壌をふかふかの土に生まれ変わらせた厳選アイテム
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ガーデニングの大失敗。苗を先に買ってはいけない理由。「多年草を一年で枯らす独身おじさん」の猛省と白いゼラニウムの奇跡 03

私のガーデニングの相棒たち

私がガーデニングを始めてから使用しているアイテムを紹介した記事です。

まずは土壌改良をするにあたって導入した農具や土、土壌改良剤など。
粘土質土壌を生まれ変わらせるにはこういった物が有効です。
これから我が家の庭がどのように生まれ変わるのか、
その経過とともに見守っていただけたら幸いです。