夏が来ると手遅れに!?今すぐ庭をチェックしてほしい理由

梅雨の雨を吸って、今まさに大爆発の準備をしている凶悪な雑草たちがいます。

連日雨が続くイヤな梅雨。ようやく晴れた朝、ずっと手をつけられていなかった草むしりをしました。

以前、抜いた雑草をコンポストにして資源にするという記事を書きました↓

今はコンポストにしている部分はほんの小さなスペースで、
そこにさらに雑草を入れても処理できるのには限界があると思い、
今回は抜いた雑草はすべて捨てる前提で草むしりをしました。

抜いた草はコンポストの資源にしなきゃと考えてしまうと、
今まさに庭を侵食している雑草への対策が遅れてしまうため、
こういった割り切りはとても大切です。

そして草むしりをしている中で抜くのにとても苦労した雑草、
経験上、このままにしておくと大変なことになるのが分かっていた雑草、
そういった物が生えていました。

「あとでやろう」と放置すると、夏には手の付けられないジャングルに……。

今見つけたら「即抜き」推奨の3トップを紹介します。

即抜くべき雑草3選

メヒシバ(雌日芝)~地を這う無限増殖クモ~

見分け方:根元の茎が赤い。一見、猫じゃらしに似ているが、上には伸びず「クモの足」のように四方に這うように広がる。

最凶ポイント:茎のフシが地面に触れると、そこから無限に根を出してテリトリーを広げる恐怖。

見てくださいこのひげ根の密度…!

これを茎が地面に触れたところで同じようにどんどん増やしていくのです。
しかも、根と根の間の茎はちぎれやすくなっています。
引っこ抜かれる前に茎を切って引っ張る部分をなくし根を守り、そこからさらに伸びてくるのです。

茎からあちこちに根付いてしまうともう手が付けられなくなってしまいますので、
中心にまとまって生えているうちに抜いてしまいましょう。

猫じゃらし(エノコログサ)~深く根を張り数万の種をつける~

猫じゃらしという可愛い名前でなんとなく親近感の湧く植物ですが、
お庭にとっては超悪質なテロリスト。

まず猫じゃらしはかなり深くまで根を張ります。
引っこ抜いた時の写真がこちらです。

石畳と石畳の間の狭い土のエリアに生えていましたが、
少ない土を全て自分のものと言わんばかりに根の内側に絡めとっていました。

根から落とした土の量を見るとどれだけ土を独占していたかが分かると思います。

そして猫じゃらしが最凶の雑草である理由はあの可愛らしいフサフサ部分にあります。

猫じゃらしのあの可愛いフサフサ部分、実は『数万粒の種の爆弾』なんです。

もし、あのフサフサが完成した状態で引き抜いて、
そのまま『コンポスト(堆肥置き場)』にポイッと捨ててしまうとどうなるか…。

実は家庭用コンポストの温度では、あの強靭な種たちは死にません。

それどころか、栄養満点のコンポストの中でぬくぬくと生き残り、
その堆肥を庭に撒いた瞬間、自ら庭中に猫じゃらしの種をバラ撒く最悪のループが完成してしまいます。

だからこそ、あのフサフサができる前に抜くこと、
そして抜いたらコンポストに入れず、『燃えるゴミとしてただ捨てる!』と割り切るのが、
未来の自分を救う最善の処理方法なんです。

そして猫じゃらしの恐ろしいところは、その驚異的な生命力にもあります。

先日引っこ抜いた猫じゃらしを根ごといったんコンポストの土の上に置いていたのですが、
今回草むしりのタイミングで、猫じゃらしはコンポストではなく捨てようと思い、
持ち上げました。

すると驚いたことにまったく持ち上がらないのです。
元々生えていて引っこ抜いた時と同じように、コンポストの土にしっかりと根付いていました。

こういった特性からも、猫じゃらしだけは抜いたら絶対に土に混ぜず、
燃えるゴミですぐに捨ててしまいましょう。

たんぽぽ~可愛い花に騙されちゃダメ!雑草界一のやばい根っこ~

春に咲くたんぽぽの黄色いお花はとても可愛く、
綿毛もふわふわしていて可愛いですよね。

ですが、そんな綿毛がふわっと飛んで自宅の庭にたどり着いてしまうと、
「ダンデライオン」の名のごとく、庭を脅かす雑草界の王者として牙をむきます。

葉っぱはギザギザしていて特徴的なので、花が咲いていなくてもたんぽぽだなと分かります。

「ちぎれても蘇る」脅威の再生能力(ゾンビ属性)

  • タンポポの根っこは「直根性(ちょっこんせい)」といって、ゴボウのように太い根が地面深くへ真っ直ぐ突き刺さっています。
  • 草むしりで一番絶望するのが、上だけ引っ張って「ブチッ」と途中でちぎれてしまうこと。タンポポは根っこが数センチでも土の中に残っていると、そこから細胞を再生させて何食わぬ顔でまた新しい葉っぱを生やしてくる「ゾンビ仕様」の生命力を持っています。

しかも茎から上は中が空洞になっていてスカスカです。

根元に目を向けられないように囮としてあえてそうしているのかなと思ってしまうほど、
引っ張るとすぐに途中で切れます。

まだ若いうちは根元を持って丁寧に引っ張れば抜けますが、
根が大きく成長すると、空洞になっている茎も竹のように太い幹になり、
素手ではまず抜けません。

大きなスコップなどで下の土ごと掘らなければ処理できないのです。

ですが、そんな「雑草界の王者」タンポポや、先ほどご紹介したメヒシバを、途中でブチッと切らずに『地球から完全勝利』で引き抜く瞬間を動画に収めることができました!

次の章で、その超爽快な「10秒の撃退映像」をお届けします。

【10秒の爽快感】最凶雑草を根こそぎブチ抜く瞬間

今回紹介した雌日芝とたんぽぽは我が家の庭に完全に根付く前の状態で、
どうにか根ごと引き抜くことに成功しました。

その瞬間の動画を撮ることにも成功したのでここでお届けします。

この雑草、庭で見かけたらすぐ抜いて!『雌日芝』『たんぽぽ』 #雑草 #ガーデニング #家庭菜園

別の個所に生えていたメヒシバは茎がプチプチ切れてしまい、完全に抜くことは出来ませんでした。

たんぽぽも今回はまだまだ若い段階だったため抜くことが出来ましたが、
今年の春に一面雑草だらけだった庭の草むしりでは、空洞の直径が3cm程にも成長したたんぽぽがあり、
それはスコップを使って深くまで掘り返し、どうにか抜いた経緯があります。

そういった経験からも「たんぽぽはヤバい」と思って今回はすぐに対応出来ました。

夏の最盛期の前に最凶雑草だけでも対策を

今回紹介したのは庭に生えている雑草の中でも特に増え方や生命力が凶悪な3種類の雑草です。

夏になってしまうとこれらの雑草だけでなくさらに草丈が高いものなどがどんどん増えて来て、
危険な芽を見つけることが出来なくなってしまうかもしれません。

特にたんぽぽなどは花期が終わって綿毛が飛散し、
芽を出し始めるのがちょうどいまくらいですので、
庭を一度見渡してギザギザの葉っぱを見つけたらすぐに除去してしまいましょう。

ガーデニングをしている、いないに関わらず、
最低限これらの雑草は見つけたら即抜く!捨てる!と、お庭を守るために覚えておいてくださいね。

💡 よくある雑草処理のFAQ

抜いた雑草は、そのまま庭の隅に積んでおけば枯れて土に還りますか?

絶対にNGです!
特に今回ご紹介したメヒシバや猫じゃらしは、引き抜かれた後でも土の上に触れているだけで再び根を伸ばして復活する恐れがあります。また、タンポポもそのまま綿毛を飛ばしてしまう危険性があるため、抜いたらすぐにゴミ袋へ入れ、「燃えるゴミ」として処分してください。

根っこをちぎらずに綺麗に抜くための「コツ」や「おすすめの時間帯」はありますか?

雨が上がった翌日、またはしっかり水撒きをした後がベストです。
土がカラカラに乾いていると、どんなに気をつけても途中でブチッと茎が切れてしまいます。土が水分を含んで柔らかくなっているタイミングを狙い、草の根元(地面ギリギリ)をしっかり持って、真上ではなく「斜め後ろ」にゆっくりと体重をかけるように引き抜くのが完全勝利のコツです。

除草剤を使えば一発で解決しませんか?

確かに楽ですが、近くに育てたい植物がある場合は注意が必要です。
強力な除草剤は、周りにある大切な花や野菜の根まで枯らしてしまうリスクがあります。また、タンポポのように根が深すぎるものは表面が枯れても根っこが生きていて復活することもあります。大事な植物だけを犠牲にして雑草が復活しては元も子もありませんよね。大切な庭木や花の近くに生えた「最凶雑草」に対しては、手作業で根こそぎ抜くのが最も安全で確実です。

40代独身おじさんのガーデニング体験記

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

草むしりから始まった私のガーデニング体験記はこちらからどうぞ。
私の失敗談や試行錯誤が誰かにとっての転ばぬ先の杖になりますように。

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私のガーデニングの相棒たち

私がガーデニングを始めてから使用しているアイテムを紹介した記事です。

まずは土壌改良をするにあたって導入した農具や土、土壌改良剤など。
粘土質土壌を生まれ変わらせるにはこういった物が有効です。
これから我が家の庭がどのように生まれ変わるのか、
その経過とともに見守っていただけたら幸いです。